ブログ初心者には、そもそも「キーワード選定って何?」、「キーワード選定って本当に必要なの?」と思っている方が多いのではないでしょうか。
今回は、そんなブログ初心者の方に向けて、SEO対策の基本とも言える「キーワードの選び方」を自分の体験に基づいて分かりやすく解説します!
この記事は以下のような人におすすめ!

・ぶっちゃけキーワード選定って本当に必要なの?
・キーワード選定って何?
・なんでキーワード選定が重要なの?
・キーワードの選定の正しい方法が知りたい……
・キーワードの選定で、やってはいけないものってある?
この記事を書いた人
1.キーワード選定とは?
キーワード選定とは、GoogleやYahooなどの検索において、自分の記事を上位表示させる「SEO対策」の一つです。
SEO対策におけるキーワード選定とは、自分のブログに来てほしい人が検索欄に打ち込むワードは何か?を考え、そこから逆算してブログに必要な記事を整理していくことです。
あなたのブログに訪れる読者のほとんどは、「キーワード検索」によってあなたの記事を発見します。
しかし、ネット検索したときにまず見るのは、「検索上位に表示されているサイト」ですよね。
みなさんが何かキーワードを検索したときも、上位10記事くらいしか見ないのではないでしょうか。
よって、キーワード検索で記事を見つけてもらうには、「検索結果で上位に表示されること」が必須条件となります。
あなたのブログにおいて、「キーワード選定」は必須です!
せっかく時間をかけて記事を書いたのなら、検索上位に表示させて、アクセスを伸ばし、検索上位にランクインさせ、収益化につなげたいと思います!!
ぜひこの記事を読んで、あなたの記事を検索上位に表示させてください。
2.なぜブログでキーワード選定が重要なのか?
よく、ブログ記事を書く時に初心者の方は、思い付きでこの記事を書こう!(初心者のころの私)とか、こういう記事を書きたいという想いだけで記事を書いてしまうことがあります。
SEOとかGoogleの検索順位やブログで稼ぎたいとかを、気にしていない人であれば、全然問題ないです。
しかし、
- 検索順位を上位表示させたい!
- 多くの人に読んでもらいたい!
- ブログで稼ぎたい!
と持っている人であれば「キーワード選定」は必須です。
もし、キーワード選定をせずに思い付きや自分の想いだけで書いてしまうと、、、Google検索に引っかからずに次のようなことが起こります。
思いつきだけで記事を書くと
- 上位に企業サイトばっかりのキーワードの記事を書いてしまう。
- 検索数がほとんどないキーワードの記事を書いてしまう。
- 全く需要がないキーワードの記事を書いてしまう。
これだと全くGoogleの検索にひっかからずに、結局自分が時間をかけて書いた記事が全く誰にも読まれない(チーン!)・・・ということになってしまいます。

ブログ記事を書くときは、「キーワード選定ファースト」必須ですね!
よって、せっかく時間と労力を使って書くのであれば、正しい「キーワード選定」をして、Googleでの上位表示を狙いましょう!
3.適切なキーワード選定がもたらす3つのメリット
①SEO検索の結果で上位表示させられるようになる
SEO(Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の頭文字をとった略語で)とは、自分のブログをGoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示させるための施策です。
また、一般的なブログのアクセスの内訳は、80~90%程度がGoogleやYahoo!検索からの流入です。
ということは、SEOに強いブログ記事を作るためには、かならず「適切なキーワードを設定する」、「検索意図に合致した記事にする」ことが重要です。
検索ユーザーのニーズに応える記事を書き、ブログの価値と信頼性を高めることができれば、検索結果での上位表示が期待できます。
②読者の悩みを解決できるブログ記事を作れるようになる
キーワード選定は、記事の内容や方向性を決めるために役立ちます。
なんとなく自分が思い付いたキーワードで記事を書くと、ブログ記事の内容や方向性があやふやになってしまう可能性が高いです。
よって、適切なキーワードを選んでおくことで、ブログ記事内容に一貫性を持たせることができるので、ブログ読者の悩みや問題を解決できる記事が書けますよね!
また、書くべき内容が決まれば、記事もわりとスムーズに書けると思います。
③ブログ記事のテーマが、クリア(明確)になる
ユーザーがGoogle等の検索エンジンを使うときは、かならず知りたいことや解決したい悩みや問題=検索意図があります。
たとえば「バンコク 観光」というキーワードで検索したユーザーは、以下のような検索意図があると想像できます。
・バンコクで、おすすめの観光スポットってどこかな?

だいたいこんな読者の検索ニーズがあるのかなって想像できますよね?
Googleで「バンコク 観光」で実際に検索してみましょう。
そうすると、下記のとおり、上記の内容が上位表示されていることがわかります。
このように、キーワードの検索意図を想像し、読者の知りたいことや悩みを解決するブログ記事を作成することは、結果的に検索エンジンに評価されます。
しかし、キーワード検索で上位にある「ブログ記事」を書けばよいのか?というと、そうでもない場合があるので、その内容については、本記事の後半で解説しています。
4.キーワードの種類
ブログ記事の集客力を高めるには、狙う キーワードの種類 を正しく理解し選定することが大切です。
キーワードは検索される回数(検索ボリューム)の多さや語句の組み合わせ方によって大きく3種類に分類できます。
それぞれの特徴を初心者向けにまとめると次のとおりです。
①ビッグキーワード
ビッグキーワードというのは、検索ボリュームが非常に大きい一般的なキーワードです。
例えば、「ダイエット」、「転職」、「英語学習」のような単一ワード(一語で構成されたもの)であることがほとんどです。
特徴
- 検索エンジンで上位表示ができれば、非常に大きなアクセスが見込めます。
- しかし、通常は個人ブログでは、競合が多く、上位表示は極めて困難でしょう。
環境が厳しく検索上位を企業の公式サイトや大手Webメディアで占めていることが多いです。
そのため、ブログなどの個人メディアがビッグキーワードで検索上位を取るのは、ある程度ドメインが成長してからでないと難しいでしょう。
②ミドルキーワード
ミドルキーワードというのは、検索ボリュームが中程度の具体的なキーワードであり、月間検索ボリュームが、1,000~1万程度のキーワードととらえておきましょう。
例えば、「ダイエット方法 50代」「転職 30代」「キャンプ場 初心者」みたいな2語で組み合わせた複合キーワードですね。
特徴
- 適度な競合と検索数があり、個人ブログでも上位表示の可能性があります。
- 期待できるアクセス数やSEOの難易度も、中程度になります。
個人的に、ブログ初心者はミドルキーワードから狙うには早いと思います。
また、そこそこの検索数があるので安定的なアクセスが期待できるでしょう。
③スモールキーワード(ロングテールキーワード)
スモールキーワード(ロングテールキーワード)とは、検索ボリュームは1000以下と少ないのですが、具体的な検索意図を持つキーワードです。
例えば、「40代 子育て中 在宅ダイエット」「未経験 Web系企業 転職方法」「初心者 キャンプ 必須道具」みたいな感じです。
特徴
- 初心者ブロガーでも競合が少ないので、上位表示が比較的容易でしょう。
また、検索者の具体的なニーズに応えられ、多数の記事で積み重ねることによって、総アクセス数を増やせる可能性が高いです!!

ブログ初心者が、ブログ運営をするコツとしては、
(1)初期は主にスモールキーワードを狙って実績を作る
(2)サイトの評価が上がってきたらミドルキーワードにも挑戦
(3)ビッグキーワードは補足的に使用しメインターゲットにはしない
このように、段階的にキーワード戦略を組み立てていくことで、効果的なブログ運営が可能になるでしょう!!
④検索ニーズ(クエリの違い)に基づく分類
クエリとは「言葉、語句」という意味です。検索キーワードと同じ意味と考えて問題ないです。
だいたい、検索するときは、頭の中に “知りたい・やりたい・行きたい・買いたい” のどれかに当てはまるんです。
その意図ごとにキーワードを分けてみると、整理しやすくなります。

4つのクエリを紹介します!あとキャンプで検索クエリの例も出してみますね!
(1)Knowクエリ:まずは情報を集めたいとき。疑問を解消するのが目的
例:
「テント 種類」、「テント ポリコットン メリット」、「キャンプ 初心者 道具リスト」、「テント 耐水圧 目安」
※ ここではハウツーよりも基礎知識や比較が喜ばれます。豆知識を散りばめると読者の滞在時間が伸びやすいです。
(2)DOクエリ:何か行動を起こす手順を探しているとき
例:
「テント 設営 コツ」、「テント カビ 落とし方」、「テントポール 修理 自分で」、「焚き火台 組み立て 動画」
※写真や手順の番号振り、チェックリストなど、“見て真似できる”要素を入れると親切です。
(3)GOクエリ:特定の場所・サイトへ一直線で行きたいとき
例:
「スノーピーク 表参道 営業時間」、「ロゴス アウトレット 近く」、「モンベル 渋谷 アクセス」、「コールマン 公式ストア テント」
※公式ページや地図リンクを一発で示すと、読者の“迷わず着けた”体験につながります。
(4)BUYクエリ :買う・比較する気満々。お財布を開く寸前
例:
「テント おすすめ ソロ 2025」、「テント 最安値 Amazon 楽天」、「サーカスTC 口コミ」、「DOD ワンポールテント クーポン」
※価格比較表、クーポン情報、使った感想など“決め手”になる情報を厚めに書くと成約率がアップします。
ポイント
- KNOW → DO → BUY と進むにつれ、読者の温度は高くなる!
- GO は指名検索なので、公式情報を正確・スピーディに示すのが鍵!
- 記事を書く前に「このキーワードはどのクエリかな?」と考えると、導入文や構成がぶれない!
5.キーワード選定に関連するおすすめツール5選
①ラッコキーワード(一番おすすめ!!)
ラッコキーワードは、無料で利用できるキーワード調査ツールです。上の図は、サジェストキーワードを調べるために使用しております。
ただ、これだけでなく、ブログ記事を書くときに必要な他の様々な機能(キーワードの洗い出しや検索意図の確認)を行うことができる、おすすめなツールです!!

初心者ブロガーには、キーワードプランナーよりも断然、使いやすいです!!
ラッコキーワードは誰でも無料で使えます。ただし、有料会員登録をしないと、1日あたりの利用制限がかかってしまいます。
一番安いプランで、440円/月額があるので初心者には、最低でもこのプランには入っておいた方がよいでしょう!!
②Googleキーワードプランナー
キーワードプランナーは、Googleが提供しているキーワードの検索ボリュームの推移が分かるツールです。
一応、無料で利用できるのですが、その場合は検索ボリュームが「100~1,000」「1,000~1万」などざっくりとした数値でしか表示されません。
よって、詳しい検索ボリュームを調べるのであれば、月に数百円程度でよいのでGoogle広告を出稿する必要があります。

初心者のブロガーには、少しハードルが高い感じです。
③Googleトレンド
Googleトレンドは、あるキーワードが「どのくらい検索されているか」を調べることができる無料ツールです。
過去のデータをもとに、いつ、どこで、どれくらい注目されていたかがグラフで見られます。
たとえば、「キャンプ」と検索してみると、夏休み前、GWの少し前あたりの時期に検索需要が増えていることが一目でわかります。
一方、寒い時期には検索需要が減ってますよね。
このツールを使えば、今どんな話題が注目されているのか、地域によって興味がどう違うのかも知ることができます。
ブログのネタを考え、いつ記事をアップするか?にも役立ちますし、季節ごとのトレンドを把握するのにも便利です。
④aramakijake.jp(アラマキジャケ)
aramakijake.jp(アラマキジャケ)は、入力した言葉がどれくらい検索されているかを教えてくれる完全無料&登録不要。初心者の方でも手軽に使える無料のウェブツールです。
この時、「キャンプ テント」というキーワードを入れてみましたが、毎月どのくらいの人に検索されているか?をパッと下記の2点を調べられます。
- 月間推定検索数(YahooとGoogle)
- 月間検索アクセス予測数(検索順位1~50位)
使い方はとても簡単で、サイト上の検索ボックスに調べたいキーワードを入力するだけ。すると「Yahoo! JAPAN」と「Google」それぞれの検索エンジンで月に何回そのキーワードが検索されているかが表示されます。
この時は、「キャンプ テント」という検索キーワードは、1ヶ月で「Yahoo! JAPAN」で3,620、「Google」で14,480検索されているということです。
アラマキジャケは、キーワードを1件ずつ入力して検索する必要があるため、検索候補キーワードが多い場合は、非常に手間がかかります。

よって、ラッコキーワード(有料版)が使いやすいです!
⑤Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋は、読者の具体的な悩みがわかるサイトです。
検索欄にキーワードを入力すると、下のように質問とその答えが表示されます。
上記は、「キャンプ テント 雨」というキーワードを入れたのですが、キャンプを少しした人であればわかるように、雨の日にキャンプをして、濡れたテントってどういう処置をするんだろう?
という悩みをもっている人が多いことがわかります。
実際に関連するテーマで質問しているわけですから、「疑問」や「悩み」を調べるのに最適です。
質問の文章内容ではなく、質問の中で「何を知りたがっているか」、「どんな悩みがあるのか」を考えるには見ておいても良いでしょう。
6.ブログ記事を書く際のキーワード選定ステップ
それでは、ブログ初心者の方に向けて、キーワード選定の具体的なステップをロードマップ形式で解説していきます。
キーワード選びは最初は難しく感じるかもしれませんが、大丈夫です。私も最初は何から手を付けたらいいんだ~???と迷いました。
ブログ初心者の方の気持ちがわかるので、順を追ってラッコキーワードの有料版を使って、初心者でも実践しやすい方法をステップごとに解説していきます!!
ステップ1:ブログの種キーワード(テーマ)を決める
まずは記事の大まかなテーマを決めます。私はキャンプが大好き!なので、キャンプブログを例にしていきます。
キャンプブログの場合、自分が書きたいと思うテーマや読者の役に立ちそうなネタをいくつか考えてみましょう。
例えば 「キャンプ初心者向けの持ち物リスト」 や 「簡単キャンプ料理レシピ」 など、ざっくりとした種(シード)キーワードを設定します。

ここでは例として 「キャンプ 初心者」 を''種キーワード''にしてみますね。
ステップ2: ラッコキーワードで関連キーワードを取得する
次に、ラッコキーワードの検索窓にスッテプ1で決めた、種キーワード(「キャンプ 初心者」)を入力し、関連キーワードを調べてみましょう。
ラッコキーワードは検索エンジンのサジェスト機能を利用して、入力した言葉に続く様々なキーワードの組み合わせを一覧表示してくれます。
実際に「キャンプ 初心者」で検索してみると、例えば以下のような候補がずらっと表示されました。
ここでは、月間検索数の▼を2回クリックして上位順に並べてみました。
気になったキーワード
- キャンプ 初心者 道具
- キャンプ 初心者セット
- キャンプ 初心者 揃えるもの
- キャンプ 初心者 必要なもの
- キャンプ 初心者 テント
- キャンプ 初心者 恥ずかしい
このように、「キャンプ 初心者」に関連する読者の関心事が一目でわかります。
私が初めてこのリストを見たときは思ったことは、
①キャンプ初心者は、キャンプの持ち物に悩んで検索する人が多い
②「キャンプ 初心者 恥ずかしい」というキーワードをみて、キャンプ自体でどんなことをするのか?やどんな準備やスキルが必要なのか?という事を知りたいニーズがあるんだな!
という新たな発見がありました。
ステップ3: 候補キーワードの検索ボリュームを確認する
関連キーワードのリストが手に入ったら、次はそれぞれの検索ボリューム(月間検索数)を確認します。
検索ボリュームとは、そのキーワードが月に何回検索されているかを示す概算の数字で、キーワード選定では非常に重要な指標です。
この数字を調べることで、
「どのキーワードがより多くの人に検索されているのか?」
「需要が高いのか低いのか?」
が分かります。

つまり検索ボリュームを知ることで、記事作成の優先順位をつける判断材料になるわけです!!
これはラッコキーワード有料機能で関連キーワードの検索ボリュームを調べた例です。
各キーワードの「月間検索数」が一覧表に表示され、需要の大きさがひと目で分かるようになっています。
具体的な数字を確認すると「このキーワードは月に○○回も検索されているんだ!」とイメージが掴めますよね。
検索ボリュームが分かれば、どのキーワードから優先的に記事を書くべきか判断しやすくなります。
ラッコキーワードの有料のライトプラン(月額440円)に加入していれば、この月間検索数のデータをワンクリックで取得できます。
使い方は簡単で、先ほど関連キーワードを表示した画面で「★月間検索数取得」というボタンを押すだけです。
その後、下記の画面が出てくるので、「データ取得」を押すだけです。
そうすると関連キーワードごとの月間検索数が表示され、しかも自動で多い順に並び替えまでしてくれます。
もしラッコキーワードの無料版しか使っていない場合でも、他の方法で検索ボリュームを調べることもできますが、、、
例えばGoogle公式のキーワードプランナーでも月間検索数を知ることができますし、無料のツールであるaramakijake.jp(アラマキジャケ)を使えばGoogleやYahooの推定検索数をチェックできます。
しかし、キーワードプランナーの無料版では「100〜1000」のように大まかな範囲でしか数値が出ず、正確な数を知るには結局広告出稿が必要(実質有料)だったりします。
aramakijake.jpも手軽で良いのですが、ラッコキーワードと併用する場合はキーワード毎にコピぺして調べる手間が増えます。
ラッコキーワード有料版なら関連キーワード取得から検索ボリューム確認まで一貫して行えるので、初心者の方ほど時短のためにも有料プラン(最低でもライトプラン月額440円)を検討してみると良いでしょう。
この「月間検索数」という数字こそがキーワード選定で一番大事な情報なので、ラッコキーワードでは有料版を使う価値が十分にあります。
メモ
- 一般的には、検索ボリュームが多いほど読者ニーズが高いですが、その分競合も増える傾向がある。
- 一方、ボリュームが少なすぎるキーワードは誰も検索していない可能性があるため、避けたほうが無難ですと言われいるが、、、
- ただ、10~20くらいの少ない検索キーワードでも、自分が書けそうながキーワードがあったら、僕は経験上、書くべきだと思います。
- 理由は、少ない検索数のキーワードでも、検索順位が上位に上がると、純粋に嬉しいし、もっと書きたいというモチベーションが上がるからです!
ステップ:4キーワードの競合状況と検索意図を調べる
多くのキーワード候補が集まり、それぞれのキーワードが「どれくらい検索されているのか(検索ボリューム)」がわかったら、「どれくらい競合が強いのか(SEO難易度)」を調べて絞り込んでいきます。
まるで、キャンプ場のレビューを見て、混雑具合や予約の取りやすさを確認するような作業です。
ポイント
①検索ボリューム:
あまりにも検索ボリュームが少ない(例えば月間10回未満など)キーワードだと、上位表示されてもアクセスはほとんど期待できません。逆に多すぎると競合が強い傾向にあります。
ブログ初心者のうちは、月間検索ボリュームが、数十~数百回程度のロングテールキーワードを狙うのがおすすめです。
②競合性 (SEO難易度):
実際にそのキーワードで検索してみて、上位表示されているサイトがどんなものかを確認しましょう。大手アウトドア用品メーカーの公式サイトや、情報量の多い専門メディアばかりだと、初心者が割って入るのは難しいかもしれません。
個人ブログや比較的新しいサイトが上位にあれば、チャンスありと判断できます。ラッコキーワードなどのツールでも難易度の目安は表示されます。
ステップ5:ユーザーの検索意図を深く考える
これが最も重要と言っても過言ではありません!
選んだキーワードで検索するユーザーが「何を知りたいのか」「どんな悩みを解決したいのか」という検索意図を徹底的に考えましょう。
例えば、「冬キャンプ 装備 初心者」というキーワードで検索する人は、

冬キャンプに必要な装備の具体的なリストが知りたい!という事ではないでしょうか!?
初心者でも分かりやすいように、なぜその装備が必要なの?か理由も知りたい、おすすめのブランドや価格帯、寒さ対策の注意点、レンタルできるショップなども知りたいかもしれない
といった検索意図が考えられますよね。
この検索意図を正確に汲み取り、それに応える質の高いコンテンツを作成することが、SEOで評価されるための絶対条件です。
まるで、友人の「こんなキャンプがしたいんだよね」という要望を細かくヒアリングして、ぴったりのプランを提案するようなイメージですね!!
ステップ6:狙うキーワードを最終決定し記事の方針を立てる
以上のステップを経て、どのキーワードで記事を書くか最終的に決めます。
ラッコキーワードで選んだ検索キーワード候補の中から、検索ボリュームがある程度あり、競合も過剰ではなく、自分のブログで扱いやすいテーマを選びましょう!!
例えばですが、今回の下記の例で言えば、検索ボリュームが、50~90くらいのキーワードを狙って記事を書こうという方針を立てます。
そこで、改めてラッコキーワードを使い、上の赤枠のキーワードの一つであり、「キャンプ 初心者 ご飯」をボックスにいれて、サジェストキーワードを調べてみて下さい。
その後、「見出し抽出」というボタンをクリックすると、「キャンプ 初心者 ご飯」の検索上位20位まで下記のとおり出てきます。
検索順位1位が、個人ブログになっており、かつ月間検索キーワードが「90」であれば、この記事よりも、自分が質が高い記事を書けば、Google検索1位を取れる可能性が高いからです!
質の高い記事というのは、ある程度、検索上位を取りたい場合、SEOでは、「文字数」も大事です。
1位~20位までの平均文字数は、「9071」、1位の文字数は「14,357」です。

よって、12,000文字くらいの記事を書くようにしましょう!!
記事を書く際の注意ポイント
この時に大事なのは、検索順位1~3位くらいまでの記事を良くみて、どんな記事構成なのか、どんな内容を書いているのかをじっくりと分析しておくことが超重要です。
7. 初心者が陥りがちなキーワード選定の罠
最後に、初心者の皆さんがキーワード選定でやってしまいがちな失敗例と、その対策をお伝えします。
これを知っておくだけで、無駄な努力を避けられますよ。まるで、キャンプでよくある失敗談を事前に聞いておくようなものです。
罠1:いきなり超人気キャンプ場の予約(ビッグキーワード)を狙ってしまう。
対策
- まずは穴場だけど魅力的なキャンプサイト(ロングテールキーワード)から攻め、着実に実績を積み重ねる。
罠2:キャンプ場の人気(検索ボリューム)しか見ていない。
対策
- 検索ボリュームだけでなく、他のキャンパーの多さ(競合の強さ)、そして何より「どんなキャンプ体験をしたいか(検索意図)」を重視する。
罠3:自分が行きたいキャンプ場(書きたいこと)だけでキーワードを選んでしまう。
対策
- 「他のキャンパーがどんな情報を求めているか」を第一に考え、読者のニーズに合ったキーワードを選ぶ。
罠4:キャンプ情報誌(ツール)に頼りきりで、自分の頭で考えない
対策
- ツールはあくまで補助。最終的には自分の頭で「このキーワードで本当に読者の役に立てるか?楽しいキャンプ体験につながるか?」を考える。
8.キーワード選定のまとめ
さて、今回はブログ初心者向けのキーワード選定方法について、ラッコキーワードの使い方とキャンプの例えをたくさん使いながら詳しく解説してきました。
キーワード選定は、確かに最初は難しく感じるかもしれません。でも、読者(未来のキャンパー仲間)の気持ちになって考え、ツール(便利なキャンプギア)を上手に活用し、そして何よりも「読者の役に立ちたい」「最高のキャンプ体験を共有したい」という気持ちがあれば、必ず道は開けます。
今回お伝えしたステップを参考に、まずは一つ、あなたのブログ記事のためのキーワードを選んでみてください。そして、そのキーワードで検索する読者の顔を思い浮かべながら、心を込めて記事を書いてみましょう。
私自身、最初の頃は試行錯誤でしたが、この方法を続けて記事が検索上位に表示される機会が確実に増えました!!
キーワード選定は、一度コツを掴めばブログ運営が何倍も楽しくなる、奥深い作業です。まるで、自分だけの最高のキャンププランを練り上げるようなワクワク感がありますよ。この記事が、あなたのキーワード選定の一助となれば、マキトとしてこれほど嬉しいことはありません。
もし、キーワード選定で分からないことや悩みがあれば、いつでもこの記事のコメント欄や、私のSNS(あれば)で気軽に質問してくださいね。あなたのブログが、たくさんの読者に愛されるブログサイトになるよう、心から応援しています!
最後にラッコキーワードは、まじで最強ツールなので、おすすめします!